本文へスキップ
H.TechnologyDesign and Marketing
執筆: 藤山 裕輝

開業準備のホームページはいつから?開店3か月前から逆算する順番と、先に決めること

「ホームページって、開業の前に作るもの? あとでいいもの?」。開業の準備をしていると、一度は迷うところです。

先に答えると、開店の3か月前に動き始めて、1か月前には公開するのが目安です。ただ、最初にやることはサイトづくりではありません。事業の形を決めることです。

この記事では、熊本でホームページを作っている立場から、開店日から逆算した順番と、その前に決めておきたいこと、開業前にしか撮れない写真までをまとめます。

この記事の要点

  • 開店の3か月前に動き始め、1か月前には公開する。Googleマップは、開業日を入れてオーナー確認を済ませると開業日の90日前から表示される
  • 最初にやるのは、サイトづくりではなく事業の形を決めること(どこで集めて、何を、どこで売るか)
  • 遅れやすいのは、Web より口座の開設や役所の届け出。重なる時期だから、Web は早めに
  • 内装・商品・働く様子の写真は、開業前にしか撮れないものがある
  • 最初から立派でなくていい。まずは、確かめに来た人が困らない最低限のページから

先に答え:3か月前に動き始め、1か月前には公開する

目安を3か月前に置く理由は、Google の決まりにあります。Google ビジネスプロフィールに開業日を入れて、オーナー確認を済ませると、開業日の90日前から Google にお店の情報が出るようになります。開業してからの90日間は、プロフィールに「最近開店したお店」という印も付きます。

つまり、3か月前までに登録とオーナー確認を済ませておけば、開店前からお店を見つけてもらえる期間をまるごと使えます。ホームページも、公開してすぐに検索に出るとは限りません。開店の1か月前には公開しておくと、開店日には「名前で検索しても出てくる」状態に近づけます。

お客様は、開店前からあなたのお店を確かめている

開業したばかりのお店を、お客様はどうやって見つけるのでしょうか。

「SNSなどでまず情報を知って、InstagramやTikTokで見る流れが主流だと思っています。その信頼度の位置づけとして、ホームページがあると考えています」(藤山)

SNS で知って、気になったら名前で検索する。そのとき、ちゃんとしたお店かどうかを確かめる場所が、ホームページです。開店日に間に合っていないと、せっかく SNS で興味を持ってくれた人が、確かめる先を見つけられません。

最初にやるのは「事業の形」を決めること

ホームページに何を載せるかは、事業の形が決まって初めて決まります。私たちが最初の相談で聞くのは、次の3つです。

  1. 集客:どこで、人を集めますか?(紹介・SNS・地図・チラシ…)
  2. 商品:どんな商品がありますか?(メニュー・料金・強み…)
  3. 販売:どこで、売りますか?(店頭・予約・ネット…)

この3つが分かれば、ホームページのページ構成も、地図や LINE が要るかどうかも決まります。事業の内容やサービスの中身がまだ固まっていないときは、サイトより先に、ここをしっかり決めることが大事です。

開店日から逆算した順番

開店日から逆算したWeb準備の順番。3か月前に事業の形と屋号、ドメインを決め、Googleビジネスプロフィールに開業日を入れて登録する。2か月前にサイトの中身と写真を用意する。1か月前にホームページを公開し、LINE公式を準備する。開店日から90日間は「最近開店したお店」の印が付く期間で、クチコミと投稿を続ける

図1:開店日から逆算した、Web準備の順番

  • 3か月前:事業の形(集客・商品・販売)を決める。屋号と、サイトのアドレス(ドメイン)を決める。Google ビジネスプロフィールに開業日を入れて登録し、オーナー確認を進める
  • 2か月前:サイトの中身を用意する。メニュー・料金・伝えたいこと、そして写真
  • 1か月前:ホームページを公開する。予約や問い合わせを LINE で受けたいなら、LINE公式アカウントも準備する
  • 開店日から90日:「最近開店したお店」の印が付く期間。クチコミをお願いし、お知らせを投稿して、見つけてもらう機会を増やす

ドメインは、最初から自分の名義で取っておくのがおすすめです。あとで制作の依頼先を変えたくなったとき、アドレスをそのまま持っていけます(くわしくはホームページのサブスク、7つのデメリットに書いています)。

遅れやすいのは、Web より「手続き」と「決めごと」

開業の準備で、いちばん遅れやすいのは、実は Web ではありません。口座の開設や、役所への届け出です。こうした手続きは、思ったより時間がかかります。

もうひとつは、事業の内容やサービスの中身が、まだはっきり決まっていないことです。ここが決まらないと、ホームページに書く言葉も決まりません。

手続きと決めごとが重なる時期だからこそ、Web の準備は早めに始めておくと安心です。ホームページは、写真の準備や文章の確認など、やりとりが何度か発生します。やりとりがスムーズに進むほど、早く、思った形に仕上がります。

開業前にしか撮れない写真

開業前に撮っておきたい写真。内装(お客様を迎える前のきれいな状態)、商品(形のある商品ならその写真)、利用シーン(商品やサービスを使っている様子)、代表のプロフィール写真、普段の働いている様子(準備や仕事の手元など)。写真はあればあるだけ使える

図2:開業前に撮っておきたい写真

ホームページに使う写真は、あればあるだけ使えます。特に、次のものは開業前に撮っておくと助かります。

  • 内装:お客様を迎える前の、いちばんきれいな状態
  • 商品:形のある商品なら、その写真
  • 利用シーン:商品やサービスを、実際に使っている様子
  • 代表のプロフィール写真:誰がやっているお店かが分かると、安心して来てもらえます
  • 普段の働いている様子:準備や仕事の手元など

地図で探される業種は、Googleマップを早めに

お客様が地図や「業種+地名」で探す業種、たとえば来店型のお店や飲食店、出張型の事業は、Google ビジネスプロフィールを特に早めに準備しておきたいところです。どんな業種で地図が効くかは、MEO対策は意味ない?で、実際の数字と一緒に書いています。

最初から立派でなくていい

開業の時期は、お金も時間も限られています。最初から何十ページもあるサイトを作る必要はありません。まずは、確かめに来た人が困らない、次のような最低限のページからで十分です。

  • 何のお店か(事業の内容・サービス)
  • メニューと料金
  • 場所・対応エリア・営業時間
  • 誰がやっているか(代表のプロフィール)
  • 問い合わせ・予約の方法

開業して、お客様の声や実績が増えてきたら、少しずつ足していけば大丈夫です。

自分で作るか、頼むか

最終的に決めるのは、ご自身です。無料や安いサービスで、自分で作ることもできます。

ただ、自分で作ってみて初めて気づくことがあります。それは、情報をどう整理すれば伝わるか、どうすれば読みやすいかという部分です。ここは、作り慣れていないと難しいところで、数か月たってから「ホームページが思ったより役に立っていない」と気づくこともあります。

特に、地域のお客様を相手にする仕事なら、ホームページは集客の手段のひとつにもなります。「地名+サービス名」で検索したときに上のほうに出られると、安定したアクセスにつながり、集客の入口のひとつになりえます。そこまで考えるなら、最初の設計だけでも作り手に相談しておくと、あとで遠回りをせずに済みます。

「これなら、もっと早くやっておけばよかった」

開業したばかりのお店の話ではありませんが、私たちがホームページを作ったお客様の例を紹介します。

これまで、足を運ぶ営業でお客様を増やしてきた会社の代表です。ホームページを公開してから1か月のうちに、問い合わせが何件か届きました。SNS やホームページから問い合わせが来るとは思っていなかったそうで、「これなら、もっと早くやっておけばよかった」と話していたのが印象に残っています。

開業の時期は、まさに「早くやっておく」ことができるタイミングです。

よくある質問

開業してからでも、間に合いますか?

間に合います。ただ、開店前から見つけてもらえる期間(Google ビジネスプロフィールなら開業日の90日前から)を使えない分、最初のお客様に知ってもらうまで少し時間がかかります。開業後に始めるなら、最低限のページと地図の登録から、なるべく早く始めましょう。

Instagram だけでは、だめですか?

だめではありません。SNS で知ってもらうのは、今の主流の入口です。ただ、SNS で興味を持った人が、名前で検索して確かめることもあります。そのときの受け皿として、ホームページがあると安心です。

補助金は使えますか?

ホームページの費用に使える補助金はありますが、開業前のサイトに使うのは難しいことが多いです。たとえば小規模事業者持続化補助金(創業型)は、申請の時点で開業していることが条件です。ホームページの費用だけでは申請できず、対象になるのは交付が決まった日以降に頼んだ分だけです。開店に間に合わせたいサイトとは順番が合わないことがあるので、使うなら最新の公募要領で確かめましょう。

費用は、どれくらいかかりますか?

作り方によって大きく変わります。私たちの場合、オーダーメイドの制作は300,000円〜、開業の時期に向けた月額のパック(ホームページ+Googleマップ)は月19,600円・初期0円から(最低12か月・いずれも税別)です。くわしくは、次の「熊本で開業する方へ」のページをご覧ください。

熊本で開業する方へ

H.Technology では、これから開業する方のために、ホームページ・Googleマップ・LINE公式をまとめて準備する「開業支援パック」をご用意しています。物件や屋号が決まる前でも、順番から一緒に考えます。

業種ごとの見本サイトや、パックの中身は、熊本で開業する方へのページにまとめています。最初の相談は30分・無料です。

この記事に関連するサービス

ホームページ・LP制作 →

Contact

熊本でWebやAIのことなら、まずは気軽に話しませんか?

制作するか迷っている段階でも大丈夫です。あなたの会社に本当に必要なことを、一緒に考えます。しつこい営業は一切しません。

無料相談(30分)資料ダウンロード