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H.TechnologyDesign and Marketing
執筆: 藤山 裕輝

開業にホームページは必要?作り手が正直に答える、要らない人と持つ理由

「開業するけど、ホームページって本当に要るの?」。紹介で仕事が回りそうな方や、Instagram で集客できそうなお店ほど、迷うところだと思います。

ホームページを作っている立場から、正直に答えます。ほとんどの事業に、ホームページはあった方がいいと考えています。要らないのは、お客様とのやりとりがない、ひとりで完結する仕事くらいです。

この記事では、なぜそう考えるのかを、ホームページの3つの役割から説明します。紹介で回る仕事や、ポータルサイトで集客できるお店にも持つ理由と、最初はどんな形で始めればいいかまで書きます。

この記事の要点

  • ほとんどの事業に、ホームページはあった方がいい。要らないのは、お客様とのやりとりがない仕事くらい
  • 役割は3つ。「見ておいてください」の一言で全部伝わるカタログ、取引先やお客様からの信頼、SNS で知った人が確かめる受け皿
  • 紹介で回る仕事にも、Instagram やポータルで集客できるお店にも、それぞれ持つ理由がある
  • 最初から立派でなくていい。最低限のページから始めて、育てていけばいい

先に答え:ほとんどの事業に、ホームページはあった方がいい

まず、ホームページは開業の手続きに必須のものではありません。そのうえで、ホームページが要らないのは、どんな人でしょうか。私の答えは、お客様や取引先とのやりとりがなく、完全にひとりで完結する仕事の方です。

逆に言えば、誰かに選んでもらい、やりとりをして仕事をする事業なら、ほとんどの場合、ホームページがあった方がいいと考えています。理由は、ホームページが次の3つの役割を担ってくれるからです。

ホームページの3つの役割

紹介で回る仕事にもあった方がいい理由。ホームページの3つの役割。カタログ:「ホームページを見ておいてください」の一言で、事業のこともサービスの中身も全部伝わる。信頼:取引先やお客様が受ける印象と、事業としての信頼をつくる。受け皿:SNSで知った人が、名前で検索して確かめる場所になる。要らないのは、お客様とのやりとりがない、ひとりで完結する仕事くらい

図1:ホームページの3つの役割

カタログ:「見ておいてください」の一言で、全部伝わる

紹介で仕事が来る場合でも、ホームページは役に立ちます。「とりあえず、ホームページを見ておいてください」。この一言だけで、事業のことも、サービスの詳しい中身も、相手に全部伝わります。

説明のたびに資料を用意したり、同じ話をくり返したりしなくて済むので、紹介してくれた人も、紹介された人も、話が早くなります。

信頼:取引先やお客様が受ける印象をつくる

取引先やお客様は、あなたの事業を、ホームページの印象で受け取ることがあります。きちんとしたホームページがあるだけで、「ちゃんとした事業なんだな」と感じてもらいやすくなります。

私たち自身、ホームページを作る仕事をしているので、「これまでの実績はありますか?」と聞かれることがあります。そして、自分たちのホームページの出来を見て、仕事を頼んでもらえたこともありました。ホームページは、何も言わなくても事業の姿勢を伝えてくれます。

受け皿:SNS で知った人が、確かめに来る場所

「SNSなどでまず情報を知って、InstagramやTikTokで見る流れが主流だと思っています。その信頼度の位置づけとして、ホームページがあると考えています」(藤山)

SNS で興味を持った人が、名前で検索して確かめる。そのときの受け皿が、ホームページです。SNS とホームページは、どちらかを選ぶものではなく、役割が違うものだと考えています。

Instagram やポータルサイトで集客できるお店は?

飲食店や美容室のように、予約サイトやグルメサイトなどのポータルサイトや Instagram で集客できる業種もあります。それでも、ホームページを足すと変わることがあります。

Instagramやポータルサイトだけのときとホームページがあるときのちがい。ポータルだけのときは、載せ方はポータルの決まりどおりで、見に来るのはポータルの利用者。ホームページを足すと、小回りが利く(自分のお店の情報を、自分の形で出せる)、お店としての信頼が増す、これまで届かなかった層に届く、採用にも使える。リピートのお客様が増えてきたら、予約の入口をポータルからホームページへ移す使い方もある

図2:ホームページを足すと、変わること

  • 小回りが利く:載せ方や順番の決まりがあるポータルと違い、自分のお店の情報を、自分の形で出せます
  • お店としての信頼が増す:ひとつのお店として、お客様からの信頼が厚くなります
  • これまで届かなかった層に届く:ポータルや Instagram を見ない人にも、届くようになります
  • 採用にも使える:働く人を探すときにも、お店のことを伝える場所になります

もうひとつ、こんな使い方もあります。ポータルサイトは、掲載のプランによっては毎月の費用がかかります。ポータルで来てくれたお客様が、ある程度リピートしてくれるようになったら、予約の入口をホームページの方へ移していく。そうすると、毎月の費用を見直すきっかけにもなります。

地図(Googleマップ)とは、話が違う

ここで、ひとつ補足があります。私たちは別の記事で、Googleマップでの集客(MEO)に意味があるかどうかは、事業によってはっきり分かれると書きました。会社同士の取引が中心の事業は、お客様が地図で探さないので、効果が薄いという話です(くわしくはMEO対策は意味ない?)。

ホームページは、それとは違います。地図は「近くで探している人に見つけてもらう」もの。ホームページは「知った人に、事業のことを伝えて、信頼してもらう」もの。会社同士の取引が中心でも、紹介で仕事が来ても、相手が確かめに来る場所は必要です。

紹介や営業で回る事業にも、新しい入口になる

足を運ぶ営業でお客様を増やしてきた会社でも、ホームページを公開して1か月のうちに、問い合わせが何件か届いた例があります。代表は「これなら、もっと早くやっておけばよかった」と話していました。紹介や営業で回っている事業ほど、ホームページが新しい入口になることがあります。

最初から立派でなくていい

「必要なのは分かったけど、開業の時期にお金をかけるのは不安」。そう感じる方も多いと思います。

最初から何十ページもあるサイトを作る必要はありません。何の事業(お店)か、サービスと料金、場所と営業時間、誰がやっているか、問い合わせの方法。まずはこれだけで、カタログ・信頼・受け皿の3つの役割は果たせます。開業してから、実績やお客様の声が増えてきたら、少しずつ足していけば大丈夫です。

いつ作り始めればいいかは、開業準備のホームページはいつから?で、開店日から逆算した順番を書いています。

よくある質問

名刺や SNS のプロフィールだけでは、だめですか?

だめではありません。ただ、名刺や SNS のプロフィールに書ける情報は限られます。サービスの詳しい中身や料金、これまでの実績までを伝えたいなら、それをまとめて見てもらえるホームページがあると、話が早くなります。

自分で作るか、頼むか。費用はどれくらい?

自分で作るか頼むかの考え方は、開業準備のホームページはいつから?のよくある質問に、費用の目安は熊本で開業する方へにまとめています。

熊本で開業する方へ

H.Technology では、これから開業する方のために、ホームページ・Googleマップ・LINE公式をまとめて準備する「開業支援パック」をご用意しています。「うちには、どんな形のホームページが合う?」という段階からご相談いただけます。

業種ごとの見本サイトや、パックの中身は、熊本で開業する方へのページにまとめています。最初の相談は30分・無料です。

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